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2006年9月30日(土曜日)

学生や社会人を対象に、スクイークで音や光、電圧などを扱うことができるたのしい道具「世界聴診器」を使った、指導者育成を目的としたワークショップを開催しました。

講師は、世界聴診器の開発者でもある阿部和弘さんです。

ワークショップでは、紙コップやボール紙、アルミホイルなどで作った自分なりのゲームコントローラーを使って、スクイークのプログラミングに応用する演習を行いました。


こうした工作の時間は、数十年ぶり(!)という大人ばかりのワークショップでしたが、参加者のみんなが子供心を思い出しつつ、生き生きとたのしく作品作りをしていたのが印象的でした。

今後は、スクイークと世界聴診器を組み合わせた、カリキュラム作成などに今回の経験を生かしていきたいと思います。

講師の阿部さん、参加してくれた皆さん、お手伝いいただいたHPSSKの関係者の皆さん、ありがとうございました!!


参加者の方々が世界聴診器を使って作成されたゲームコントローラを、制作者の方のコメント付きで紹介しますね。


■デュエット(作:ぶんた)


男女のカップルを動かすつもりでしたが、時間内に思うようなコントローラーを作ることができませんでした。

(でもほのぼのとしたステキな作品でしたね!こういうの好きです。)




■熱帯魚の七変化(作:ジュリ)


電流の変化で尾ひれの色が変わる夢の熱帯魚です。
(尾ひれの色が幻想的に変化するのがすばらしかったですね。)




■Control BiGatyu(作:あいこ)


コントローラーにセロファンを張って、光を調節しました。
BiGatyuが飛んだり踊ったりします。
コントローラーは紙コップで作りました。
(今回一番の力作でした。かわいいキャラクタ「ビガチュー」の動きが可愛かったです。)

■光で動くひまわり(作:さとみ)


紙コップのまわりをライトで照らすと画面上の絵がステキな動きをします。
(花びらがくるくるまわるのがいい感じでしたね。)

■雨漏りゲーム!(作:みやち)


ペットボトルで雨粒をキャッチするゲームです。
銀紙で作った「パワーグローブ」を左手にはめてから、ペットボトルを左右の手に持ち替えると、画面のキャラクタも同じ動きをします。
(体を流れる電流の変化を使ってるんですね。)

■光で動く星(作:あや)


紙コップとアルミホイルで作ったコントローラを操作すると、画面上の☆がくるくる動き回ります。
(さすがデザインたーの作るコントローラーは芸術的です。)

■電車でゴー!(作:かおり)


懐中電灯を操作レバーに仕上げました。
レバーを上下に動かすと、画面上の電車が動き始めます。

(懐中電灯がちゃんと操作レバーとして使えているのが衝撃的!でした。)




■ひまわり(作:たくや)


コントローラを操作すると画面上のひまわりが成長します!
(ひまわりのにょきにょきにょき~!って感じがよかったですね。


■りんご(作:さおり)


コップを持ち上げると、りんごが割れてなかから女の子が現れます!

(メルヘンチックでかわいい動きでしたね)




■片手運転(作:dai)


インタラクティブに車を操作させようとしたけど良いやり方を思いつかず、光センサーをスイッチに見立てて方向転換させるようにした。ちょっと強引すぎるのでまたチャレンジしてみたい!
(光センサーは工夫次第でいろんなことに使えますね~。)


■鉛筆で書いたコントローラー(作:abee)


鉛筆で紙に書いたコントローラーです。
(これもゲームコントローラとは。世界聴診器を使うといろんな発想が形にできるんですね。さすがです!!)


■火起こし(作:たかし)

割り箸を回すと画面に火が起こります。摩擦音を拾ってその音量でスライダーを動かしています。
(作品のコントローラを撮影するのを忘れてしまいました。失礼しました!ホントに木をこすって火をおこしているような動きだったので見事な作品でした!さすがです!)

みなさん、ステキな作品をありがとうございました!!

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※本事業は、IT人材の早期発掘・育成を目的するITクラフトマン・シップ事業の一環として、経済産業省の支援を受けて実施するものです。(主催:デジタルハリウッド大学院/デジタルハリウッド大学、経済産業省、財団法人 日本情報処理開発協会)

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